レッドアーサー 3歳 (父キングズベスト 母サンクスアロット
母父サンデーサイレンス) 社台ファーム
彼を選んだ理由は2歳4月の動画でした。社台ファームの坂路を駆け上がって来る姿に、素質の片鱗を伺い知る事が出来ました。
具体的には、走るフォームのバランスがとても良く、スピード感がありました。 緩さの残る馬体でしたが、早期デビューしても素質だけで1勝できるように感じました。その走らせ方が今の主流だが、成長期に無理をさせて故障したり、3歳になって伸び悩むケースも多くある、馬本位が理想だ。
戸田先生は、馬体と気性の成長を待ちつつ、じっくりと鍛える方針を取られた。 緩い=成長途上のアーサーには良いと判断されたのだろう。入厩後も馬なり調教でじっくりと鍛えていった。厳寒期の無理なスピード調教は故障のリスクが高まるので好感がもてる。1月の中山マイルをパスしたのも、テンションの上がりやすいアーサーの気性を考慮しての事だろうし、藤沢先生も著書の中で中山マイルのレースを走ると、馬にかかり癖がつきやすいと言われている。満を持しての2月東京デビューである。
騎乗予定の福永騎手たが、出資馬のソロモンによく騎乗してくれ、レース後に具体的に馬の能力や今後の対策等を語ってくれる非常に冷静な騎手である。アーサーのレース後のコメントも非常に楽しみである。
さあ舞台は整った 後はアーサーがレースで無事に走り、
その能力を発揮する姿を見守るだけである。
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